私の暮らしかた [著]大貫妙子 1973年にシュガー・ベイブを結成し、その後ソロ活動に移って40年。今年60歳になった著者の心構えは〈足りないものがあっても、今の暮らしは自分で選んできたものであると納得して生きる〉。2006年から今夏まで雑誌に連載したエッセーが本に。両親との葉山の家での静かな暮らし、庭に遊びに来るノラ猫との時間、エアコンなしで過ごす夏、湯たんぽを愛用する冬、東北に田植えに行ったり、皮むき間伐ツアーに参加したり……。「こうしたい」という思いのある真っすぐな暮らし方が心地よい。結婚しろとも孫の顔が見たいとも一度もいわなかった母親が昨年、突然倒れた。母を見送ったことをつづった一節「お母さん、さようなら」に胸があつくなる。 ◇ 新潮社・1680円
10月16日は、米国の辞書編修者ウェブスターの誕生日(1758年)を記念した「辞書の日」。小学館の国語辞典『大辞泉』編集部は同日、「間違った意味で使われる言葉ランキング」と「言い間違いされる言葉ランキング」を発表した。同編集部が選んだ50の言葉について「普段どのような意味で使っていますか?」という質問に対して「本来と異なる意味」「本来の意味」を二択で提示し、「本来と異なる意味」の回答が多かった順にランクをつけた。 「間違った意味~」の1位は「ハッカー」。「コンピューターやインターネットに詳しい人」が本来の意味で「不正行為をする人」という悪い意味は持たないが、「コンピューターに侵入し、不正行為を行う人」という本来と異なる意味を選んだ人が77.4%目立った。これに当たる言葉「クラッカー」と混同されて「ハッカー」が使われた結果世間に浸透したことで、報道ではわざわざ「ハッカー」と使うようになったこ
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