日々の業務や個人開発の中で、「これって技術的には可能だが、本当にやっていいのだろうか」「波風を立てたくないが、このやり方は筋が悪い気がする…」とモヤモヤすることがある。 ITエンジニアは、コードを書くプロセスからチーム開発のコミュニケーションに至るまで、常に「正解のない意思決定(倫理的ジレンマ)」に直面している。コンプライアンスや法律のギリギリのラインを攻める時だけでなく、日常的なチーム内の振る舞いにおいても判断に迷う場面は多いはずだ。 そんな時、直感や感情、あるいはその場の空気に流されるのではなく、論理的かつ多角的に解決策を導き出すための強力なフレームワークが存在する。 それが、イリノイ工科大学(IIT)のマイケル・デイビス(Michael Davis)博士が提唱した「セブン・ステップ・ガイド(Seven-Step Guide to Ethical Decision Making)」だ。

