2026年6月9日、人工知能学会全国大会(JSAI2026/Gメッセ群馬)の2日目に、私たちINFOSTA(情報科学技術協会)が企画したセッション 「生成AI・プレプリント時代における研究成果公開の再設計 ― トップカンファレンス文化はどこへ向かうのか」 を開催しました。オーガナイザの一人として登壇し、趣旨説明と司会を務めた立場から、当日の議論をご報告します。 開催前に、私たちはこのnoteで「生成AIによって研究における『書くこと』『読むこと』『評価すること』の境界が揺らぎ始めている」と書きました。 当日の議論は、その予感が想像をはるかに超える速度で現実になっていることを、私たち自身に突きつけるものでした。会場には立ち見も出る盛況で、AI研究の最前線にいる方から学術情報流通を支える情報専門職まで、立場の異なる参加者が90分間、文字どおり前のめりで議論を交わしました。本記事ではそのエッセン

