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リヒテンシュタインに関するdig5のブックマーク (2)

  • タックスヘイヴン ──揺れる「無税の楽園」 『ファンド情報』2009年8月10日号 – 橘玲 公式BLOG

    チューリッヒから湖に沿って列車で1時間ほど南東に下り、山間の保養地サルガンスでバスに乗り換えて約30分で終点のファドゥーツに着く。道中はのどかな田舎の風景がつづき、検問はおろか国境を示す標識すらないが、小川をひとつ渡ればそこは世界でもっとも小さな国のひとつ、人口3万4000人のリヒテンシュタインだ。 首都ファドゥーツの中心は郵便局で、そこに観光案内所、歴史博物館、バスターミナルなどが集まっている。街を見下ろす山の中腹に中世の古城があり、リヒテンシュタイ家の当主であるハンス・アダム二世がいまも暮らしている。1719年、ハプスブルク家の高官であったヨハン・アダム・アンドレアス侯爵が神聖ローマ帝国より侯国の認可を受けたのが国のはじまりで、ナポレオン革命とドイツ連邦成立という一九世紀初頭の大動乱を生き延びて、国連に正式加盟する主権国家の地位を獲得した。 リヒテンシュタインは風光明媚な観光地で、冬の

    タックスヘイヴン ──揺れる「無税の楽園」 『ファンド情報』2009年8月10日号 – 橘玲 公式BLOG
  • リヒテンシュタイン公国: 明かされるタックスヘイブンのベール:日経ビジネスオンライン

    スイスとオーストリアに囲まれた、アルプスの小国リヒテンシュタイン公国は、バチカン市国、モナコ公国、サンマリノ共和国に次いで、欧州で4番目に小さな国である。 EU(欧州連合)には加盟せず、人口は3万5000人に過ぎないが、その存在はグローバルなビジネスを行う企業にとっては“大きな”存在だ。 その実態は、例えば登記された法人数が人口の倍以上を占め、人口の過半数を外国人が占めると言えば、想像できるかもしれない。純粋にリヒテンシュタイン国籍の者は、3分の1程度だという。 具体的な経済指標で見ても群を抜く。1人当たりのGDP(国内総生産)は8万4300ユーロ(2005年)と言われ、これはEUに加盟する27カ国中のトップであるルクセンブルクを超える水準にある。 王室を支えるリヒテンシュタイン家の資産規模も、欧州ではトップクラスにある。リヒテンシュタインは事実上、欧州最後の絶対君主制の国だ。ハプスブルク

    リヒテンシュタイン公国: 明かされるタックスヘイブンのベール:日経ビジネスオンライン
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