農業用の土壌水分センサーや灌水制御装置、ビニールハウスソリューションの開発・販売をするSenSproutは10月29日、センサーシステムと栽培コンサルティングを提供する「高機能ビニールハウスソリューション」を、新規農業参入企業向けに発売した。事業提携先である果実堂、および果実堂テクノロジーと共同開発している。 農業用高性能ビニールハウスは、低コストでありながら「環境制御」と「耐候性(耐風・耐雪)」の機能を有しているという。(1)灌水技術・換気技術を自動化することで収量・回転数が上昇、(2)構造計算により適選に部材を配置し、鋼材の使用量を適正化、(3)開閉頻度の高い部分は自動化し、低い部分は手動とし設備コストを低減する、といった特徴を持つ。