山本一郎(やまもといちろう)です。しばらく家族がダウンしていて雑用が津波のように押し寄せておりますが、私の原発は元気です。 ところで、先日YAMAHA音楽学院や河合楽器などスクールにJASRAC管理楽曲を使っているかどうかで著作権料を払うの払わないので盛大に揉めている事案が勃発し、耳目を集めていました。もともと10年以上JASRACは両社に対して支払いを求めてきたものの支払いを拒否されているところで、いきなり問題を表に出されて訴訟沙汰前夜というのは穏やかな話ではありません。 そこへ、JASRACの理事で東京大学の教授にして知財法マスターである玉井克哉せんせが敢然と登板、湧いて出るクソリプをバタバタと切り伏せながらJASRACの請求に関する正当性を高らかに論じ上げるという勇名を馳せておられました。 ※JASRACの外部理事を務める東大・玉井克哉教授(知的財産法)による大手音楽教室から著作権料
山本一郎(やまもといちろう)です。いやー、炎上ってさせる方もさせられる方も楽しいもんですね。正論あり、言いがかりあり、やってきたことをいろんな角度から論評する愉しさというものがそこにはあります。 今回のキングコング西野亮廣さん(36)の絵本問題、ガセネタも憶測もありつつなかなかのカロリーで問題が広がっていて、ある意味で西野さんの素材の良さが活きていると思います。 何よりもまず述べておきたいのは、これって西野さんのキャラがああでなければボヤ程度で終わっていたであろう物件だということです。後出しジャンケン的に西野さんのブログで放たれる鋭角の煽り文句、いちいちそれに反応するネット民、そして次々と明らかになる問題行為、クリエイターへの報酬の在り方、絵本業界の将来は、そして西野さんは次の炎上の舞台へ──。 アンチ西野の皆様、明けましておめでとうございます。 - キングコング 西野 公式ブログ 【25
山本一郎(やまもといちろう)です。 先日、鳴かず飛ばずの投資先に「もう無理だと思うから、おたくの株売るよ」と通達しにいったら、公衆の面前で社長(48歳・男性)に号泣され、なんかホモカップルの修羅場みたいになりました。仕事がうまくいかないなんて普通にあることじゃん…。 ところで、先日BLOGOSで長谷川豊さんが派手に炎上していました。ネタがネタだけに、定番炎上芸がだんだん先細りになりつつあった長谷川さんもテーマの高カロリーに引っ張られて、いろいろ反響があったようです。 本丸の長谷川さんの記事はくだらないし読む価値無いのでリンクは貼りませんが、この件で反応した人たちの議論が面白いので陳列しておきます。やはり幾つになっても火事場見物は楽しいものです。 私自身も、長谷川さんの意見は「理解はするけど賛同はしない」です。 「自堕落な生活で人工透析やってる連中なんか全員殺せ」 長谷川豊ブログ・発言が物議
やまもといちろうです。それなりに本を読むほうで、最近は世界史に改めて手を出してから移動中の読書量がハンパなく増えた割に、日々の生活での実益があんまりなくなってしまいました。 ところで、フランス思想で一定方面に著名な京都精華大学の客員教授・内田樹せんせが先日上梓された『日本の反知性主義』が、あまりにも酷いという言説がありまして。 反知性主義3 Part 1: 内田編『日本の反知性主義』は編者のオレ様節が痛々しく浮いた、よじれた本。 まずは山形浩生せんせの書評に、東京大学准教授の池内恵せんせが呼応する形で罵倒芸が繰り広げられており、これはなんだと思うわけです。 池内 恵 - FACEBOOK 池内さんといえば、わが国のアラブ研究家の中でも気鋭の論客の一人であり、先日のISIL(というかイスラム国というか)の問題においても、非常に重要な示唆となる内容を踏まえた知識を披露しておられまして、何冊か本
エンブレム佐野の件がまだまだ燃えております。そろそろ鎮火するかと思いましたが、ネットの暇な人々が熱心に発掘作業をしているので、「女は黒タイツをはくべき」という手紙を女性に渡したとかいう変態をしのぐ、今年最大の炎上ネタに昇華する可能性があります。 今回の件で、ネット民を中心に大炎上している理由は、そもそもオリンピックのロゴが、大福の包み紙みたいでイモ臭いというのもありますが、デザインや広告業界という、最もリベラルで、時代の最先端を行っているはずの業界でも、「えこひいき」と「縁故主義」が当たり前で、お友達でグルグル仕事を回している、チンカスの様な縁故村社会だったことばがバレてしまったためでしょう。 お友達ならコピペだろうが、盗作だろうが、小学生の落書き並みのキャラだろうが、なんでもいいのです。 Oxford Dictionariesによる「えこひいき」と「縁故主義」の定義 「えこひいき」(Fa
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