ウォーターフォールからアジャイルへと変遷したチームが、さらに「全員リモートワーク」の状況に移行した場合、どのような問題に直面するか。おそらく多くのチームで、意思疎通が上手くいかなくなる。物理的に場所を隔てるようになったのだから、当然の問題? まあ、そうなのだけど、問題の芯を捉えなければ、解決策を誤りかねない。ウォーターフォール、アジャイル、リモートワーク、それぞれのスタイルでどのようにして情報の受け渡しをしているのかを考えよう。 ウォーターフォールの狙い そもそもウォーターフォールとは、あるタスクに特化したフェーズ(工程)を設けて、リソースの集中による効率化をはかる作戦と言える。フェーズ毎に必要な能力を宿したメンバーを配し、まとまったアウトプットを必要十分な期間で仕上げていく。アウトプットをフェーズ間で受け渡し、フェーズを繋げていくことで最終的な成果物を完成させる。各フェーズの活動の中心に

