WOWOWのウェブマガジンに、「怪獣少年が観た黒澤明の『生き物の記録』というエッセイを書きました。 http://blog2.wowow.co.jp/movieblog/2012/08/-2.html 怪獣少年が観た『生き物の記録』 自分の世代(1962年生まれ)が、日本映画と最初に出会ったのは、ゴジラ映画だったはずだ。筆者は、池袋や浅草の名画座で東宝の特撮映画一挙上映を追ううちに、黒澤明一挙上映へと手を伸ばした。だから、映画の観方がものすごく歪んでいる。 たとえば「音響・三縄一郎」みたいにゴジラ映画でおなじみのスタッフ名や、大村千吉などの東宝の大部屋俳優の顔を見つけて喜んだりする。怪獣少年にとっては、志村喬はどんな役を演じても古生物学者の山根博士であり、根岸明美は『キングコング対ゴジラ』でヤシの実ブラで踊っていたファロ島のお姉さんであり続ける。 だから『生き物の記録』(55年)を観た時は
自民党の政調会長、石破茂氏が脱原発に反対する理由として、原発をなくすると核兵器が作れなくなる、原発があれば1年以内に核兵器を作れる、脱原発では抑止力を失うから反対と述べたという話を耳にしました。 この石破氏の発言はラジオ番組で聞いたもので、彼の発言を直接読んだり、聞いたりしたのではありません。だから発言の全体像は分かりません。調べてみると、テレビ番組の「報道ステーション」で述べたことだという記述を見つけました。この番組と同じかどうかは不明ですが、YouTubeに同じ主旨のことを述べたと思われる映像があるのを見つけました。 石破氏が2005年に出版した「国防」(144-145ページ)には、これと正反対のことが書いてあります。 核に関して言えば、日本では議論することすらタブーになっています。この国は変な国で、核抑止力を正面からちゃんと議論したことが過去にありません。長官であった時には言えなかっ
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