このところパレスチナ関連の話ばかり載せている。正直に、そして誤解を恐れずに言わせてもらえば、不本意である。なぜなら、僕のこのブログは、パレスチナ問題に特化したものではなくて、幅広い関心に沿って幅広くくっちゃべることを目的に始めたのだから。そしてもう一つ、もっと問題なのは、パレスチナのネタが続く時というのは、要するに現地の情勢が(いつも以上に)やばくなってきている時だったりすることだ。 ■ 実際ガザは危機の真っ只中なのだけど、ヨルダン川西岸地区でも状況は非常に苦しい。 以前にも書いたように、イスラエルがやっていることは「占領」であると同時に「併合」である。それを思い出せば、非常に苦しい状態が改善されずむしろ進展してしまう事情も腑に落ちる。が、それに加えてパレスチナ自治政府の中の腐敗が、いっそう「併合」の進展に手を貸してしまっている現状も見逃せない。季刊「リプレーザⅡ」に掲載のジョセフ・マサド
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