ウクライナ・ドリナで、破壊された修道院の前に立つ「自由ロシア軍団」のカエサル氏(2022年12月26日撮影)。(c)Sameer Al-DOUMY / AFP 【1月15日 AFP】ウクライナ側に付いて戦う「自由ロシア軍団(Freedom of Russia Legion)」に加わるロシア人にとって、最も重要なのは秘匿性だ。 自由ロシア軍団の正確な人数は機密事項であり、所在が明かされることもなく、声明を出す際には慎重に言葉が選ばれる。 カエサルという仮名を使っている同軍団の報道担当者が、昨年秋にウクライナ軍がロシア軍から奪還したウクライナ東部ドネツク(Donetsk)州の村ドリナ(Dolina)で取材に応じた。 カエサル氏はロシア語と英語を交えながら、「祖国と戦っているわけではない。(ロシア大統領のウラジーミル・)プーチン(Vladimir Putin)の体制、悪と戦っている」と語った。そ