では、簡単な「Hello World」サンプルを作成してOpen Terracottaに触ってみよう。 今回作成するサンプルの目的は、Terracottaサーバに保存されたオブジェクトが複数のJVM間で共有でき、かつサーバをシャットダウンするまでオブジェクトが残り続けることを確認する。 サンプルのイメージを図にすると以下のように表せる。 サンプルのイメージ jvm1が格納した文字列"Hello World"をJVM2からも参照できるということは、オブジェクトが複数JVM間で共有されるということだ。 まずは、サンプルのJavaソースコードを以下に示す。(HelloWorld.java) import java.util.List; import java.util.ArrayList; import java.util.Date; import java.util.Iterator; pub