アベノミクスで景気が上向きになっていると言われても、果たしてどれくらいの人々が実感しているのだろうか? 景気動向に左右されやすいといわれるタクシー業界にスポットを当ててみると、なんともひどい現状が見えてくる。 ノンフィクション作家の矢貫隆氏が実際にタクシー運転手となって取材し、執筆した『潜入ルポ 東京タクシー運転手』(文春新書)には、東京のタクシー業界の裏側が暴かれている。 アベノミクスの効果といわれ、日経平均株価が約5年半ぶりに15000円台に回復した2013年5月。矢貫氏は、タクシー運転手として最後の1カ月を送った。ここで矢貫氏は1カ月の水揚げ(売り上げ)50万円という目標を立てる。取材最後の1カ月ということで、 「アベノミクスという言葉を日常的に耳にするようになっていたのも追い風になると信じ、そんな強い意気込みでスタートした」 とのことだが、その結果は惨憺たるものだった。水揚げの総額
1月6日、元日銀審議委員で安倍晋三首相の経済ブレーンでもある中原伸之氏は、1バレル100ドル台にあった過去数年の原油価格は歴史的に異常な高値で、当面下落が続くと指摘。この先、20ドル台まで下落しても全く不自然ではないと述べた。写真は川崎市内の石油化学工場。2014年12月撮影(2015年 ロイター/Thomas Peter) [東京 6日 ロイター] - 元日銀審議委員で安倍晋三首相の経済ブレーンでもある中原伸之氏は6日、ロイターの取材に応じ、1バレル100ドル台にあった過去数年の原油価格は歴史的に異常な高値で、当面下落が続くと指摘。この先に30ドル台、場合によって20ドル台まで下落しても全く不自然ではないと述べた。
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