ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は19日、ウクライナ南部でロシア軍が掌握するザポリッジャ原子力発電所について、国際原子力機関(IAEA)の視察を受け入れる方針を示した。プーチン氏がフランスのエマニュエル・マクロン大統領と電話で会談後、ロシア政府が発表した。 ロシア政府はプーチン氏とマクロン氏の電話会談後、IAEAによるザポリッジャ原発視察に向けて「必要な支援」の提供にプーチン氏が合意したことを発表した。両大統領は、「現場の状況」把握のため、IAEAの専門家を原発に派遣することの「重要性に留意」したという。