年齢を重ねるごとに何をなすべきか、どういう境地で過ごすべきかいうことを語る格言めいたものは昔からたくさんあって、よく引き合いに出される論語の「三十而立、四十而不惑、五十而知天命・・・」っていうのもあれば、「男が○○才までにやっておくべきこと」っていう感じのタイトルの本もたくさんあります。 そんな中、いつどこで誰から聞いたのかは忘れたんですが、ずっと覚えている話がひとつ。「自分の年齢を3で割って、時刻になぞらえる。」というやつです。 たとえば、私は40才になっちゃったんですが、3で割ると13.3で、これは13時、午後1時を過ぎたところ。午前中の清々しさはなくなったけど、まだ日は高いし、午後からもう一仕事できる時間。人生の午後1時過ぎ。 18才なら、3で割ると6。午前6時、これから一日が始まるところ。60才なら、3で割ると20。午後8時。まだ残業に励む人もいるかもしれないし、家でほっと息をつく