2011年11月20日 「変化に伴う混沌のショウルーム」としてのフランス革命 なんとなく、今、歴史的に大きな変化の時代にあるように、皆さん感じていると思う。 そんな時、私は、1789年に始まり、ほぼ人間1世代分を費やした広義のフランス革命で言うならば、今は、どのフェースだろうか、何年あたりだろうか、と夢想したりする。 私は、大学受験のとき、世界史選択であり、しかも、実質的に英語と社会しかない、入試方式の受験者だった。某義塾では、世界史の出題範囲が「近代以降から」となっており、何事も怠惰な私にとっては、傾向と対策を考えるうえで、特に好都合だった。 色々と分析した結果だが、世界史近代でも最頻出のゾーンは、広義のフランス革命周りであるということが明確になり、そのあたりは、山川の世界史を丸暗記する勢いで何度も読んでいた。 今にして思うのは、フランス革命というのは、世の中が、根本から引っ繰り返るよう