「鬱病」は誰もがなりうるが、誤解されている病気でもあります。 製薬企業「ルンドベック・ジャパン」の調査では、日本で働く人の約10%が鬱病であるとしています。その数字の大小はともかく、この病気の問題点は、周囲にその辛さが伝わりにくいこと。同調査では、鬱病の約40%の人が病気に対して「何もしていない」と答えたとか。 自身も鬱病に悩む、大学生のKatie Joy Crawfordさんは「My Anxious Heart(私の不安な心)」という題名の写真シリーズを制作しました。 「この写真シリーズでは、鬱病による気持ちやカラダの変化の過程を視覚化しました。この写真によって鬱病を経験したことがない人も、どのような苦しみや辛さがあるのか分かってもらえるかもしれません。鬱病は肉体的、精神的に相当な負担があります。この病気は発見されにくく、一度かかってしまうと前向きな気持ちを妨げ、安らぎを得ることもで