トランペッターとしてだけではなくそのヴォーカルも実に素晴らしい名手、サッチモことルイ・アームストロングの名曲「この素晴らしき世界(What a Wonderful World)」を、グレゴリオ聖歌からダブステップまで16の違うジャンルで演奏して比べてみたという非常に面白い動画です。名曲はどう演奏しても名曲だということもよく分かります。 1. 9~10世紀ごろにはじまった「グレゴリオ聖歌」。西洋音楽理論そのものの母体となりました。 2. これがルネサンスを通じ、17世紀ごろに「バロック音楽」として結実します。 3. そしていわゆる「クラシック音楽」のジャンルが完成しました。 4. それと平行してラッパ隊を中心とする「行進曲」も進化しつつありました。アメリカでは19世紀末、ジョン・フィリップ・スーザが「マーチ王」として登場します。 5. 行進曲の4つ打ちリズムに「シンコペーション」を多用したメ