自然災害を前にして人間は無力な存在だということを思い知らされる。しかし、天災はときにして人災が原因で起きていることもあると広く周知させたい。 スーパー堤防を中止したのは誰だったか。紛れもない民主党だ。 事業仕分け人となり半笑いで駄洒落を言って廃止を通達する緒方林太郎氏。当時は「完成までに400年かかる」などとバッシングされていたが、この計算が正しいのかどうかはかなり疑問が残る。そもそもスーパー堤防は完成途中であっても水害を食い止められる効果が期待できるものだった。 その後、鬼怒川の氾濫で多大な影響が出たことを考えると当時の民主党の決断はあまりにも浅はかなものだったと言える。枝野幸男氏は「鬼怒川氾濫の被害と事業仕分けは関係ない」と断言したものの、国民は納得していない。問題が起きてから自己弁護しても都合のいい言い訳にしか聞こえないのは事実であろう。 今をときめく国民敵スター、蓮舫代表も当時は大