Popular Science:「いま何時?」って、正確にはどのように決まっているのかご存じでしょうか。時間という抽象概念を測る主な基準となっているのは、世界各地に設置されている約500個の原子時計です。これらは誤差がおおよそ10-14秒前後で、20世紀後半から計時の基準として使われてきました。原子時計は原子の振動を測定して時間の長さを決めるもので、その仕組みはこちら(英文記事)で詳しく説明されています。 けれど、原子時計が最強という時代は、間もなく終わりを告げるかもしれません。ドイツの研究チームがこのほど、「光格子時計」を使って比類のない精度で時間を計測する、新しい方法を発表しました。この研究の成果は米国光学会(OSA)の学術誌『Optica』に掲載されています。どんな時計も、一定の間隔で規則正しく繰り返される事象を数え上げることで、時間を計測しています。昔ながらの柱時計では、振り子の往
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