わたしのホームタウン——三軒茶屋「セブン」のオムナポ 三軒茶屋駅から歩いて数分のところにある喫茶店「セブン」は、古き良きレトロ喫茶である。三茶は、渋谷から東急田園都市線に乗ってたった二駅だから、かなり都会的ではあるのだが、二両編成の路面電車・世田谷線の発着駅だったり、「三角地帯」と呼ばれる飲み屋街があったり、八百屋や総菜屋が建ち並ぶ商店街があったりと、実は庶民的で暮らしやすい面も持っている。 そうした土地柄を反映してか、セブンの店内も、いろいろな客で賑わっている。作業着を着たおじさんの隣に、裏原宿からやってきましたみたいなイケメンがおり、おばさま4人グループの隣では、帽子・サングラス・マスクで顔面をガードした男がひとりスマホをいじっていたりする(コーヒーを飲むときだけマスクを外すのだろうか)。このあいだは、マンガ家らしき女性が原稿を描いているのも見た。雑多としか言いようがない客層だが、あら

