前編より続く タイガーマスクに敬意を表して、と語る『1984年のUWF』著者の柳澤健さんとカバーイラストを手がけた寺田克也さん。プロレスから格闘技へと潮流が変わる中、それぞれの関心もまた進化する。白熱の格闘技談義の後編。 ◆◆◆ 格闘技もプロレスも「人体のアーツ(芸術作品)」だと思っています T で、UWFというのがはじまって。そのころまだオレは岡山にいたんですけど、週プロを読みながら、試合は見てないのに「うおーっ」と燃えるという。 Y 「活字プロレス」ですね。 T はい。その後、東京に出てきてからは、プロレスはほとんど見てないんですよ。シューティングが始まったころで、駒沢で修斗の大会があって。エキシビジョンなのに、佐山が小林邦昭をノックアウトする(笑)、そういうシーンをナマで見るわけですよ。そういうのから、だんだん自分の中で格闘技が盛り上がっていくんですね。アメリカにUFCができたりとか

