内田さんが面白いことを書いている。ITによる効率化で仕事量が減らない理由とか、使いもしない技術の勉強をしまくるのとか、時給換算せずに原稿書きまくるとか、カネにならないブログでエントリ書きまくるのとか、そういうことなんだろうと思うけど。 労働と報酬は「相関すべきである」というのは表面的にはきわめて整合的な主張のように見えるが、実際には前件の立て方が間違っている。 (略) 労働は「オーバーアチーブ」を志向する。 飢えが満たされても満たされないのである。 もっと働きたいのである。 そういう怪しげな趨向性を刻印された霊長類の一部が生産関係をエンドレスで巨大化複雑化するプロセスに身を投じたのである。 (略) 労働とは何か、私たちはよくわかっていない。 その謙抑的な態度がこの問題を論じるときの基本である。 仕事をするってのは、楽しいですよ。誰かから頼られたり、自分でやるべし!と確信したことを前に進める