予てから問題になっていた荷物検査問題が遂に集団訴訟へ。 ロイターによると、アップルストアの従業員らがカリフォルニア州の52店舗で行われた所持品検査の時間に対しても賃金を支払うべきだと同社を訴えていた問題で、サンフランシスコの連邦判事は16日、集団訴訟として審理を始めることを認めたそうです。 従業員はストアを離れる際に、製品を隠し持っていないかバッグのチェックを受けなければなりませんが、時には来店者の目の前で平然と行われていたりと、まるで犯罪者扱い。不愉快で屈辱的だと少なくとも従業員2人が、CEOのティム・クック氏に直訴メールを送るほどでした。 これに対してアップルは、全ての店舗責任者が荷物検査を実施している訳ではないため、集団訴訟には適さないと反論。検査もわずかな時間で、補償に値しないとの見解を示しています。 原告団は現職や元従業員を合わせ1万2000人超え。アップルvs他企業は珍しくない