パナソニックは2日、高級音響機器ブランド「テクニクス」のターンテーブル(アナログレコードプレーヤー)を来年度にも復活させると発表した。同社は生産を終えていたテクニクス製品を昨年に復活させた。クラブDJの定番だったターンテーブルの品ぞろえを求める声にこたえる。 テクニクスは、パナが旧松下電器産業の時代の1965年に始めたブランド。72年発売のターンテーブル「SL―1200」シリーズは世界で350万台以上売れた。レコードを乗せる部分をモーターが直接回すダイレクトドライブ方式で、「ムラなく力強く回る」などと人気だった。 ドイツ・ベルリンで4日始まる欧州最大の家電見本市「IFA」で、試作機を展示する。わずかな振動も抑える新開発のモーターで、レコードの音を忠実に表現するという。来年度の商品化をめざすが、発売時期や価格は未定。 テクニクス製品は10年を最後に生産が終わった。しかし、超高音質な音源をダウ
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