県内有数の観光地の大洗町に鉄道を利用して来てもらおうと、鹿島臨海鉄道の大洗駅の待合室がリニューアルされ、記念の式典が開かれました。 28日大洗駅で開かれた式典には、鹿島臨海鉄道の篠部武嗣社長や大洗町の国井豊町長らが出席しました。 リニューアルされた待合室には、県産の高級木材「八溝材」を使って水戸市の職業訓練校の学生が製作したベンチが4つ、置かれています。 ベンチは3人掛けで、大洗の海の波をイメージしたデザインになっていて、式典の出席者が実際に座って座り心地を確めていました。 また、室内には、大洗町が舞台の人気アニメ、「ガールズ&パンツァー」のキャラクターなどが描かれた縦4メートル、横7メートルの大きなタペストリーも掲げられています。 駅の隣には先月、町の観光案内所「うみまちテラス」がオープンしていて、鹿島臨海鉄道は、鉄道を利用して駅を観光の出発点にしてもらいたいとしています。 ベンチを製作