投稿日 2022-09-02 更新日 2022-09-07 Author Kana Yoshioka MUSIC 冒険する 北海道札幌を拠点に国内外で活動を展開するヒップホップグループ、THA BLUE HERBのメンバーにして、トラックメイカー/DJとしても活動するO.N.O。その今を探る。 今年で結成25周年を迎えたラップグループ、THA BLUE HERB(ザ ブルーハーブ)のトラックメイカーであり、ソロ活動でも独自の世界観を築きあげながら、勢力的に活動を繰り広げてきたO.N.O。札幌を拠点にその活動は止むことなく、近年では、YOU THE ROCK☆のアルバム『WILL NEVER DIE』で全トラックを担当し、今年2月には8年ぶりのソロアルバム『Duskrom』のリリース、さらにはベーシストである秋本“HEAVY”武士とのスペシャルユニットを通じて、新たなサウンドを聴かせてくれて
投稿日 2022-08-19 更新日 2022-11-14 Author 嘉島唯 MANGA / ANIME 育てる インタビュー本『仕事でも、仕事じゃなくても 漫画とよしながふみ』を出版したよしながふみへのインタビュー。 『仕事でも、仕事じゃなくても 漫画とよしながふみ』(フィルムアート社) 男女を入れ替え徳川家と大奥の栄枯盛衰を綴った『大奥』、男性のみが働くスイーツ店での物語『西洋骨董洋菓子店』、ゲイカップルの日常を描く『きのう何食べた?』など数多くのヒット作を持つ漫画家・よしながふみ。 女性が男性に替わり執権を握る設定や、青年漫画誌でゲイカップルの物語を連載するなど、ダイバーシティを地で行く作家活動をしてきた彼女だが、本人曰く「自分が読みたいものを描いているだけ」という。 7月26日に発売されたインタビュー本『仕事でも、仕事じゃなくても 漫画とよしながふみ』には、彼女の幼少期から現在
投稿日 2022-06-17 Author Kei MUSIC 観察する 音楽チャートアナライザーのKeiによるコラム。ビルボードのグローバルチャートから考えるJ-POPの世界的ヒットの可能性。 米ビルボードのサイトから J-POPは海外に通用するのか? ——壮大に思えるこの質問に対して音楽チャート面から見るならば、「実は既にヒットしている」と答えるのが適切です。 5月27日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)にて、ビルボードジャパンの2022年上半期ソングスチャート(Hot 100)が紹介されました。厳密には6月10日午前4時に発表されたこのチャートの結果から、複合指標から成るチャートの重要性を理解された方は少なくないでしょう。 ビルボードジャパンソングスチャートは米ビルボードの手法にならい、2008年にスタート。時代に合わせてチャートポリシー(集計方法)を変更し、現在は8
投稿日 2022-02-22 Author つやちゃん MUSIC 観察する 宇多田ヒカルのアルバム『BADモード』について、文筆家・つやちゃんによるコラム。 宇多田ヒカルの8枚目のオリジナルアルバム『BADモード』が1月19日にデジタルで先行配信され、リリースされるやいなや、多くの称賛を集めた。そして2月23日にはCD版が発売される。デジタルリリースから約1ヵ月、改めてこの傑作について、気鋭の文筆家・つやちゃんにコラムを依頼した。 『BADモード』ジャケット 抑制された音数と音色の豊かさ ようやく、『BADモード』という作品に対し一歩引いて受け止められるようになってきました。 思えば、純粋な新曲は3曲だけだからということで私たちは高を括っていたのかもしれません。けれども――たとえば、「誰にも言わない」は「気分じゃないの(Not In The Mood)」のエンディングから連なることで全く
投稿日 2021-10-25 更新日 2021-11-06 Author 原雅明 MUSIC 育てる ゼロ年代に降神のMCとしてシーンに登場して以来、独自の感性・視点から日本語表現を探究し続ける表現者・志人へロングインタビュー。前編はヒップホップへの目覚めや演劇との出会いについて。 ラッパーとしての姿を最後に見たのは、いつだったろう。その記憶はもはや曖昧だが、強烈に覚えていることはある。ステージのない、地下にあるコンクリート剥き出しの小さなスペースで、DJもバックトラックもなく、唯一人で言葉を繰り出していた。マイクも握っていなかった。それを、パフォーマンスやスポークン・ワードと呼ぶことを躊躇わせる何かがあったことも覚えている。 2021年に話は飛ぶ。僕のもとに送り届けられた『心眼銀河-SHINGANGINGA-』の音楽に聴き入り、手作りの書籍の質感を確かめながら頁をめくった。そして、現在の
投稿日 2021-03-10 更新日 2022-11-14 Author 照沼健太 MANGA / ANIME 冒険する 『鋼の錬金術師』や『交響詩篇エウレカセブン』などアニメにまつわるデザインを多く手掛けるグラフィックデザイナーの草野剛が語るアニメグラフィックデザインへのこだわり。 グラフィックデザイナーの草野剛 「端的に言えばアドビとアップルのおかげ」。 自身がグラフィックデザイナーという仕事をしていることについてそう話すのは、数々の人気アニメ作品のアートディレクションを務める草野剛。幼少期から、ゲームのパッケージデザインや企業のロゴに興味を持っていたという草野は、グラフィックデザインのプロセスはビデオゲームに類する感覚があると言う。 「グラフィックツールの操作感はビデオゲーム(UI&UX)の延長線上であり、考えをまとめて形にしていく感覚や過程に関しては、言ってみれば『マインクラフト』
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