名古屋大は31日、2017年度からの組織再編案を発表した。文学部を四つのコース制にするほか、大学院に人文学研究科を新設し、文学研究科と国際言語文化研究科、国際開発研究科の一部を統合する。 文学部は、12の講座制から哲学倫理学など4コース制にすることで、分野を横断して学びやすくする。定員は変えない。国際言語文化研究科などの教員も文学部生の指導に当たり、より国際的な人材育成を目指す。 また、工学部は現在の5学科13コースを7学科に再編し、大学院工学研究科も学科に対応した17専攻に改める。研究室に入る4年次から大学院博士前期課程までの3年間のつながりを重視したという。 (中日新聞)