来月(2020年2月)、岩波新書から『小学校英語のジレンマ』という本が出ます。 www.iwanami.co.jp 新書版でおよそ250ページ前後。全9章(実質11章)で、大学のゼミの課題図書にもぴったり! 中学・高校レベルの政治経済の知識が必要なので、当の小学生が読むには厳しいのが残念なところですが、英語の知識は実はほとんど要求しない本です。 目次は以下のような形です。 はじめに 序章 第一部 小学校英語、これまでの道のり 第1章 〔第I期〕 小学校英語前史 第2章 〔第II期〕 「実験」の時代 第3章 〔第III期〕 模索の時代 第4章 〔第IV期〕 「外国語活動」の誕生 第5章 〔第V期〕 教科化・早期化へ向けて 第二部 小学校英語の展望 第6章 現在までの改革の批判的検討 第7章 どんな効果があったのか 第8章 グローバル化と小学校英語 第9章 教員の負担とさまざまな制約 おわりに