中学時代の教員から女性に送られてきた携帯メール。未明に「Chu!」などと書かれたものが送られてくることもあった(画像の一部を修正しています) 性的な被害は体にも心にも大きな傷として残る。それが子供の場合、その影響は甚大だ。被害がすぐには顕在化せず、「忘れよう」と蓋をしてきた記憶が大人になる過程で外れ、心の中で突然、よみがえるという。めまいや頭痛、極度の精神的な不安のほか、中には自傷行為を繰り返すケースもある。 「#しんどい 君へ」ジャングルポケット 斉藤慎二さんからメッセージ 中学校時代の教員からわいせつな行為を受け、その後、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状に悩まされてきた関東地方の20歳代の女性は、今年から児童虐待などに対応する仕事に就いた。 「子供の頃に受けた性被害で自分は大いに苦しんだ。同じように悩み、『心の傷』を持つ子供たちの手助けをしてあげたい」。女性はこう語り、現在は希