ブラジルのアマゾン熱帯雨林で、巨大魚ピラルクを河岸に運ぶ漁師(2017年9月20日撮影、資料写真)。(c)CARL DE SOUZA / AFP 【7月31日 AFP】ブラジル北部アマパ(Amapa)州のアマゾン(Amazon)熱帯雨林を生息地とする魚の約3分の1が、高濃度の水銀に汚染されており、食べると人体に有害だとする調査結果が発表された。水銀汚染の原因は、金の違法採掘だという。 【深く知る】カーニバル前のリオ、水道水汚染で断水やパニックも 世界自然保護基金(WWF)ブラジル支部と、ブラジルの3つの研究機関が共同で行った調査研究では、アマパ州の5地域で採取した400匹超の魚から非常に高濃度の水銀が検出された。魚を採取した水域には、環境保護区付近の川も含まれている。 研究チームによると「(水銀の)濃度は、肉食魚の77.6%、雑食魚の20%、草食魚の2.4%で安全基準を超えていた」。また、
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