70年代後半のフジテレビ系バラエティー「欽ちゃんのドンとやってみよう!」で東北弁と天然ボケでお茶の間の人気者になった気仙沼ちゃんこと、白幡さん。被災から6日目で、無事の情報が入った。 白幡さんの親族や欽ちゃんの所属事務所などによると、15日深夜に気仙沼市に住む白幡さんの姉から、都内に住む親族に「大島の避難所にいる」との連絡があった。女将を務める民宿の従業員と夫の弟夫婦、姪と一緒にいるという。 気仙沼市は11日、最大で震度6弱を観測。約3500人が住む大島は大津波や火災などで壊滅的な被害を受けた。現在は高齢者や子供など約1300人が孤立。食糧などの物資不足が深刻化している。 都内の親族によると、白幡さんの民宿は小高い丘にある3階建てだが、1階が浸水。水位が引くのを待って、島内の避難所に移動したという。現在も携帯電話などが不通で、この親族は「本人と話しができていない」と不安げに明かした。 民宿