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2010年9月7日のブックマーク (3件)

  • [書評]王妃オリュンピアス―アレクサンドロス大王の母(森谷公俊): 極東ブログ

    ちくま新書「王妃オリュンピアス―アレクサンドロス大王の母(森谷公俊)」(参照)は書名通り、アレクサンドロス大王の母であり、フィリッポス二世の王妃オリュンピアスを描いた書籍である。 昨日のエントリで扱った「ヒストリエ」(参照)に関心のある人なら、今後の展開の指針ともなる部分も多く、かなり興味深く読むことができるだろう。この機に再読してみると、「ヒストリエ」の著者岩明均氏も書を読んで得た着想がありそうだなとすら思った。 いつの出版だったかと初版日を見ると1998年2月20日とあり、もう十年以上も経つのかと感慨深く思った。私がペラに行って現地の遺跡や博物館などを巡っているときも、遺跡調査が進行中で、従来ローマ時代に書かれた物語風のマケドニアの歴史がいろいろと書き換えられていたさなかであった。書もそうした、その時点の最新の情報を取り入れてバランスよく、そして新書らしく空想豊かに描かれていて、な

    dnakama
    dnakama 2010/09/07
    ヒストリエ
  • [書評]ヒストリエ 1-6(岩明均): 極東ブログ

    こんな面白い物語を読んだのは何年ぶりだろう。「ヒストリエ(岩明均)」(参照)は、たまたまブックマークコメントで知った歴史物のマンガだった。 扱っている時代は、私が関心を持っているアレキサンダー(アレキサンドロス)大王とおそらくその死後である。主人公は大王の書記官となるエウメネス。面白いところに目を付けたなと思い、とりあえず一巻目(参照)を買って読んでみた。この時点ではそれほどの期待はしていなかった。 冒頭いきなりスプラッタなシーンで始まる上、背景となる物語は一巻の終わりで回想シーンに接続するため、スターウォーズエピソード4から1に戻るような印象もあった。巻頭から登場する主人公エウメネスと他の登場人物の関連も多少つかみにくい。エウメネスのキャラクターもシニカルで冷たく、描画上もいわゆる主人公らしさは薄い。私など、カルディア包囲の指揮官に「あれがマケドニア王だったんじゃないかのかなァ」というエ

  • 吉永康樹のCFO News | CFOに役立つニュースをアカデミック&実務の視点から「解きほぐし」ます。毎朝ほぼ9時更新。

    1999年11月に公認会計士吉永康樹事務所を開業。M&A及び事業承継に注力している。2005年から青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(MBA)にてM&A関連科目の教鞭を執る(2023年まで)。2022年12月、横浜馬車道に事務所移転。

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