昨日、トライを重ねていた鳳来の通称「不可能プロジェクト」を登る事ができた。 このプロジェクトは乳岩へのアプローチ脇にある顕著な前傾壁で、もう何年も前から目は付けていたものの、あまりにシャープで高さもある威圧的な壁を前に「登れたら凄いな」くらいにしか考えていなかった。 その後、いくつかのハードな課題を周辺で登りまくり、いよいよプロジェクトが無くなってきた頃、あの壁をトライしてみる気になっていた。 一昨年の12月からトライを開始。最初は下部にある大きなエッジからスタートする予定だったが一番下にアンダーを発見、そのホールドからシットスタートする事にした。 意外にもムーブは割とすぐにできた。しかしそこからが長かった。 ムーブの悪さに加え、鳳来特有の岩質の脆さにも苦しめられた。 スタンスはもちろん手もトライ中にいくつか欠けた。 その度に練習して覚えたムーブを変更しなければならなかった。 ホールドも安
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