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ブックマーク / michikaifu.hatenablog.com (3)

  •  (少なくとも当分は)誰も自動車産業の代わりになれない理由 - michikaifu’s diary

    車を修理に持って行き、待っている間、つらつら考えた。 修理工場でツナギを着たメカニックを見るとなんとなくほっとする。自分が自動車会社に勤めたことがあって、自分もあれを着て仕事したことがあって、見慣れた姿だからなんだろうけれど、それだけでなく、古き良き時代のまじめな庶民の正しい姿の象徴、のような懐かしさを覚える。 シリコンバレーはいいところだけれど、「高学歴職業」でない限り生活は苦しい。古き良き時代には、日でもアメリカでも、高校を出て自動車修理の技能を身につけたり、自動車会社で働いたりすれば、まともな生活ができた。「中流の崩壊」に関しては、しばしばこうした「雇用」の観点から語られるが、きっと当はお金の話だけではない。 いまどきのブルーカラー的な仕事、例えば介護の仕事を考えたらどうだろう。たとえ何かの仕組みが変わって介護の給料が高くなったとしても、自動車のように、暴走族あがりのにいちゃんで

     (少なくとも当分は)誰も自動車産業の代わりになれない理由 - michikaifu’s diary
  • 世界は何色に見えているのだろう - michikaifu’s diary

    こんなはてブ人気エントリーを見つけて、昔のことを思い出した。 目の見えない人に「青」という色を説明しなさい【働くモノニュース : 人生VIP職人ブログwww】 30年以上も昔の話になるが、私が初めて交換留学生としてアメリカに来たときのこと。田舎町だったのでアジア人は全くおらず、基的には白人ばかり。ホストファミリーのお父さんはイタリア系だったので茶色の目だったが、お母さんはアイルランド系で、私と一番歳の近かったホストシスターも、緑と灰色が混ざった「アイリッシュの目」を受け継いでいた。 彼女の目をある日つくづく眺めながら、「この目で見たら、世界はどんな色に見えるんだろうか?」「私が緑色のサングラスをかけているような色に見えるんだろうか?」と不思議に思った記憶がある。 でも、考えてみれば、彼女の立場で考えれば、彼女に見えている世界が普通なのであって、私の目を見たら「黒いサングラスをかけているよ

    世界は何色に見えているのだろう - michikaifu’s diary
  • 勉強しか取り柄がなかった私から。「逃げよ。」 - michikaifu’s diary

    Pollyannaさんのこのブログエントリー、私もすごく共感した。 http://d.hatena.ne.jp/pollyanna/20081224/p1 私も、小さい頃から勉強以外に取り柄がなかった。いじめられもしたし、そこまでいかなくても、仲間に入れてもらえないことは年中だった。容姿もダメ、歌や楽器や絵もヘタ、体が大きい割りには気が弱いのでスポーツもそこそこ、鈍くさくていわゆる「ストリート・スマート」でもなかった。勉強が好きだったかどうかすら覚えていないけれど、勉強しか取り柄がないと早くから意識していた。その上、前にも書いたように、ねじれた思い込みから「理系は苦手」と自分で勝手に信じていた。 「勉強」というコトバの定義など、どうでもよい。肌感覚として、当にそうなのだ。勉強ができることの何が悪い、とずいぶん思った。 その後、幾年も経て、今なら思う。「逃げよ」と。そこが居づらいなら、自分

    勉強しか取り柄がなかった私から。「逃げよ。」 - michikaifu’s diary
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