昨秋の天皇賞馬で、有馬記念5着後は放牧に出ているトーセンジョーダン(栗・池江寿、牡6)が、登録のあるドバイ国際競走(3月31日)を回避することが正式に決まった。25日に池江寿調教師が明らかにした。「背中の疲れが取れず、ドバイは断念します。(ステップの)中山記念は間に合わないし、ひと叩きせずドバイへ直行はリスクがあるから」と池江師は説明した。上半期は天皇賞・春(4月29日、京都、GI、芝3200メートル)、宝塚記念(6月24日、阪神、GI、芝2200メートル)が目標となり、「その前に1回使う」と池江師は話している。 日経新春杯を快勝した僚馬トゥザグローリー(牡5)は、当初の予定通りドバイを目指す。「中10週と間隔が開いてしまうので、ひと叩きして向かいたい」と池江寿調教師。 (紙面から)