今回で早12年目の第10版の発行,ノーベル賞を受賞された先生方も20人になります。自然も暮らしもすべて元素記号で表されるという生活の中の,1 水素(Hydrogen)から118 オガネソン(Oganesson)までの元素を現物を見るかのように拡大して見ることができます. 詳しく見る
今回で早12年目の第10版の発行,ノーベル賞を受賞された先生方も20人になります。自然も暮らしもすべて元素記号で表されるという生活の中の,1 水素(Hydrogen)から118 オガネソン(Oganesson)までの元素を現物を見るかのように拡大して見ることができます. 詳しく見る
「ヨードチンキ」,最初に薬用に使用されたのは,消毒・殺菌用ではなくて,甲状腺疾患の対症薬として,内服薬だったという話を伺った事があります.本当でしょうか? フランスのクールトワ(Bernard Courtois, 1777-1838)が,家業であった硝石製造(当時は戦争が絶えなかったので,弾薬用の硝石の需要は莫大なものでありました)の原料である草木灰の入手困難を克服しようと,ノルマンディーやブルターニュあたりの海岸で大量に入手可能な海藻灰を使って硝石〔実はこれからだと,得られる物はチリ硝石(硝酸ナトリウム)になるはずなのですが〕を生産するプロジェクトを立ち上げようとして,海藻灰に濃い硫酸を注いだところ鮮やかな紫色の蒸気を発生する事に気づき,これがヨウ素の発見となったのです.1811年のことでした. クールトワは若い頃陸軍の医学校で薬学を学んでいたので,この紫色の気体となる結晶は水には不溶だ
カルベンがアシストする芳香環の開環反応 カルベンがアシストする芳香環の開環反応が報告された。カルベンとアジドによる環形成でナイトレンインダゾール中間体が生じ、その開環を駆動力として芳香環が開環する。芳香環の脱芳香族的開環反応芳香環は有機分子に最も頻出する構造である。そのユ… 2024/7/11 化学者のつぶやき, 論文
丁度2年ほど前にこの化学者のつぶやきでも紹介した「化学者に使えるWord辞書」。昨年、月刊化学の9月号の特集でも、紹介させていただきました。かなり反響があり、筆者も含めて論文作成の際の愛用ツールとなっています。しかし、辞書を追加する際に若干トラブルがあるようでいくつかお問い合わせをいただきました。先日、ちらっと作成者のブログをみてみたところ、なんとこれまでの2.0から3.0へバージョンアップしていました。結果から言うとあんまり変わっていないですが、D論作成の皆様、知らなかった皆様に再度お伝えしたいと思います。 これだけ変わる! この辞書はよーするにWordのあの赤い線をけしてくれる辞書です。いっても、化学用語なんでほとんど既存のWord辞書には登録されていないので、英語の文章を作成するときは実際のスペルミスも見逃すぐらい赤線ばかり。正直若干目障りですね。それを解決するのがこのワード辞書。次
Wordで英語の論文を書く時、困った、気になったことはないですか?そう、スペルミスではなくとも化学の用語というのは、Wordにとっては”誤り”なことが多いのです。ですから、赤いアンダーラインが引かれてしまいますね。ここ間違っているよと。通常のタイプミスも意外にあるので、この機能を消す訳にはいかず、化学の論文は最終的に間違いだらけになってしまいます。さらには本当の間違いがそれらに埋もれてしまったり。。そうならないように、1つ1つ単語登録していく訳ですが、意外に面倒くさい作業です。少なくとも、Wordの化学辞書があれば、こういう作業が少しでも減らせるのに、といつも思いますね。いや、ネットには結構いいものがあるのです。 Chemistry Blogというサイトで紹介されていました。サイトのStaff Bloggersの一人であり、有機合成化学を専攻している博士課程の学生であるAzmana氏も同じ
東京工業大学名誉教授 理博 吉村 壽次 (編集代表) 信州大学元教授 理博 梅本 喜三郎 (編集) 東京大学名誉教授 理博 大内 昭 (編集) 東京大学名誉教授 工博 奥居 徳昌 (編集) 東京工業大学名誉教授 理博 海津 洋行 (編集) 東京工業大学元教授 学術博 梶 雅範 (編集) 東京大学名誉教授 理博 小林 啓二 (編集) 東京工業大学名誉教授 工博 佐藤 伸 (編集) 東京大学名誉教授 理博 西川 勝 (編集) 東京大学名誉教授 理博 野村 祐次郎 (編集) 東京工業大学名誉教授 理博 橋本 弘信 (編集) 東京工業大学教授 理博 広瀬 茂久 (編集) 東京工業大学名誉教授 工博 丸山 俊夫 (編集) 東京工業大学名誉教授 工博 八嶋 建明 (編集) 東京工業大学名誉教授 理博 脇原 將孝 (編集)
化学が詰まった辞書アプリ 森北出版は1月21日、2009年に同社から刊行された「化学辞典(第2版)」をベースとしたiPhone/iPad向け電子辞書アプリ「デジタル化学辞典 第2版」をApp Storeでリリースした。価格は6000円。 森北出版は、専門書や理学、工学、語学などの大学・高専向け教科書を主に手掛ける出版社で、同書は、この分野における第一線の著者陣が改訂構想から10年をかけて編集したもの。基礎化学分野や応用化学分野に加え、原子力、放射線、エネルギー、生命科学といった広範な学際分野の最新情報など、さまざまな分野を幅広く網羅した実学重視の辞典となっている。 収録されている用語数は約1万2000項目。この辞典アプリではさらに「人名索引(約340点)」「化学式索引(約2500点)」が収録されている。化合物名には代表的な体系名や工業的な用途を明記し、物質および誘導体のオンライン検索を可能
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