【サプライズ(米アリゾナ州)=西村茂展】レンジャーズのダルビッシュ有投手(29)が25日(日本時間26日)、日本ハムの後輩、大谷翔平投手(21)のことを大いに語った。昨オフ、初めて共にトレーニングを実施。そこで「(大谷の)筋力はうらやましい」と感じたという。自分よりフィジカルが優れていることを認めつつ、投打二刀流は「僕ならやらない」と断言。自らの野球哲学に照らし合わせた「大谷論」を展開した。 ダルビッシュと大谷。日本を代表する両右腕の合同自主トレは、意外な形で実現した。 「ファイターズの球団関係者から、このオフに『中田と大谷が調子に乗ってきてるから、活を入れてくれ』って連絡があって。中田が王様状態で、言えるのは僕しかいないから、みたいな」 そこで、中田らも含めて食事を共にし、大谷からのお願いを受ける形で合同自主トレをすることになった。一緒に汗を流した大谷は、抱いていたイメージとは違っ