ソフトボール日本代表のエース、上野由岐子投手が27日行われた日本リーグの試合で打球が顔面に直撃してあごを骨折し、来月の国際大会の出場を辞退することになりました。 上野投手は救急車で病院へ運ばれ、診断の結果左あごが骨折していたことがわかりました。全治は不明で、しばらく入院して精密検査などを受けるということです。 上野投手が所属するビックカメラ高崎の岩渕有美監督は28日、群馬県太田市で取材に応じ、「試合中の出来事なのでどうしようもない。意識ははっきりしていてメールのやりとりはできています」と上野投手の状態について説明しました。 一方、日本ソフトボール協会によりますと、上野投手は代表メンバーに選ばれていた来月、インドネシアで行われるアジアカップへの出場を辞退したということです。 矢端信介強化副本部長は「大きな戦力なので離脱されることは当然痛い。6月以降の代表招集は経過を見ながら考えたい」と話して