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2021年3月12日のブックマーク (3件)

  • 「キモチワルイ」 シン・エヴァンゲリオン感想・考察|小山(狂)

    一応断っておきますが、ネタバレ全開です。 「庵野の回復ストーリー」としてのシンエヴァシン・エヴァンゲリオンとは一言で表すとどういう話だったのか。 「シン・エヴァンゲリオン」とは、ニアサードインパクト(エヴァQ)を起こしてうつ病になったシンジ(庵野)が、周りの人々に支えられて回復し、ゲンドウ率いるネルフ(旧エヴァ)と対決するお話である。 つまり、極めて個人的な庵野秀明自身の「回復の物語」が紡がれている。旧エヴァにあったような普遍的なテーマはどこにもない。ひたすらに、庵野秀明個人がみんなに支えられてうつ病から回復し、エヴァの完結編を創ってエヴァの呪縛から逃れられるようになった。それだけの話が延々と展開されている。 極言すれば、作には「エヴァンゲリオン」のキャラクターはほとんど登場しないとも言える。エヴァのキャラクターの口を借りて、庵野秀明が自分の話をつらつらと語っている。そういう作品だ。 エ

    「キモチワルイ」 シン・エヴァンゲリオン感想・考察|小山(狂)
    dododod
    dododod 2021/03/12
  • シンエヴァ、アスカを愛してきた話する(ネタバレ) - たまごまごごはん

    エヴァの最後を見届けてきた。 なので惣流・アスカ・ラングレーの話をする。これを「お気持ち」とかいう人がいるなら別にそれでいいけど呪いが噛みつきにいきます。 以下シンエヴァのネタバレ。 アスカが新劇場版で「惣流・アスカ・ラングレー」ではなくて「式波・アスカ・ラングレー」になったことで、当初から「???」があったんだけど、それがだいたいわかったのが今回ということに。なるほどね、綾波シリーズみたいなものなのね。 ぼくはTV版からずっとアスカという存在に激しい衝撃と性欲と愛情と恋愛と恐怖と畏怖と憧憬を抱いてきて、だから「式波」とかいわれても「好きなの惣流なんだけど…まあかわいいからいいや、フィギュア買ったお!」みたいな気持ちと「なんだよ惣流を返せよ、惣流はどこにいったんだよ!」みたいな気持ちがせめぎあってきていた、イマジナリー惣流・アスカ・ラングレーを胸に飼いつつもLASだった大人。それがもう二十

    シンエヴァ、アスカを愛してきた話する(ネタバレ) - たまごまごごはん
    dododod
    dododod 2021/03/12
  • 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』レビュー かつて監督自身が引き起こした巨大な「インパクト」にケリをつけた作品

    筆者は、『新世紀エヴァンゲリオン』にハマった世代だ。だから、ニュートラルに『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を評価することはできない。主観的な印象としては、10点満点中で350万点ぐらいの作品なのだが、『新劇場版』から入り、『破』が一番好きだという観客にとっては意味不明で3点ぐらいの作品なのではないかと危惧もしている。 だから、レビューは、いわゆるニュートラルで客観的なレビューではないかもしれない。かつて、『新世紀エヴァンゲリオン』にハマり、人生の道すら踏み外してしまったかもしれない一人の人間として、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に向き合って絞り出した感想のようなものだ。 ネタバレを遠慮なく行ってしまうので、未見の方がレビューを読むことは推奨しない。まずは自分の眼で見に行くことを強くオススメする。 世界を終わらせる物語ではなく、生命を育もうとする物語を描く 初見の印象は、大満足で、期待

    『シン・エヴァンゲリオン劇場版』レビュー かつて監督自身が引き起こした巨大な「インパクト」にケリをつけた作品
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    dododod 2021/03/12