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ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (375)

  • ネットで目立つための素養は、短期/長期でだいぶ違う - シロクマの屑籠

    師走も後半に差し掛かってきましたね。 今年もたくさんのネットユーザーの栄枯盛衰を眺めてきました。見知ったアカウントが消え、興味深いブログの更新が途絶えるのを目の当たりにすると、私は『方丈記』の冒頭を連想してしまいます。このあたり、ブロガーの一人として他人事とは思えず、娑婆の風の厳しさに身が引き締まるような思いがします。 それはそうとして、ネットの人気者・注目を集め続けるアカウントに必要な素養とは何でしょうか。 いろんな特徴が連想されますが、タイトルにもあるように、短期的に注目を集めるための素養と長期的に注目を集める素養はかなり違っているように思えるのです。違いがあるからこそ、たまさか朝顔のように咲き乱れたアカウントが数か月も経ないうちに消滅……といったケースが後を絶たないのでしょう。 たった一度だけ「時の人」になるためのハードルは、そんなに高くはありません。他人が滅多に経験したことの無いこ

    ネットで目立つための素養は、短期/長期でだいぶ違う - シロクマの屑籠
    dododod
    dododod 2014/12/16
    ”アカウントを消してリセットしてばかりでは信頼も信用も生まれないのです”
  • メディア。承認欲求。社会的成功。 - シロクマの屑籠

    今日、当に理不尽で、無茶苦茶で、不合理で、納得いかなくて、酷い、当に酷い出来事があって - orangestarの雑記 上記リンク先、ならびに2014年11月上旬にorangestarの雑記に書かれた色々については、当に書き始めるときりがなさそうというか、娑婆観を延々と書き連ねたいところですが、現在多忙につき、件のなかで言及しやすい点についてだけ言及します。 オフラインでなら、言いたいことをorangestarさんにお伝え出来るような気がするんですよ。でも、オンラインメディアであるブログ上では相当に手間暇かけなければ難しそうです。 それよりこちら。 結婚もして、出してる漫画も売れてて、これだけ社会的に成功してる人でもこういうメンタル状態になってしまうのだから、きっと何者にもなれない私達が落ち込んでしまうのなんて当然だと思えるので、なんかありがとう http://b.hatena.n

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    dododod
    dododod 2014/11/10
    ”判断力は、本当に大切なものですね。”
  • はてなダイアリーを一年続けて手に入れたもの - シロクマの屑籠

    365日毎日ブログを書き続けてきたけど、結局何も起こらなかったよ。 - マトリョーシカ的日常 リンク先のタイトルは、『365日毎日ブログを書き続けてきたけど、結局何も起こらなかったよ。』だ。「大承認」「必ず勝てる」「負けない」といった、執着を予感させる言葉が躍っていて、過去ログを漁るにつけても、ブログに求めるところの大きなブログのようにみえた。 それがいけないわけではない。渇望によって前に進むのも、それもそれでひとつの方法だ。ただ、渇望が大きすぎるとメンタル面で制御が難しくなるのが難点だ。自分の渇望を生かせる人間ならば、飢えても渇いても何事かを成すだろう。 ただ、ブログを書き始めて一年目から、このように沢山のはてなブックマークが付く状況に直面しているので、もしかしたら、承認欲求のネジがずれてしまった可能性もあるかもしれない。年に数度の巨大PVを浴びて、それが快感になってしまって自分自身の欲

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    dododod 2014/10/22
  • お金がなければ恋愛できない社会。 - シロクマの屑籠

    若者が草化した当の理由 - Willyの脳内日記 リンク先では、若者が恋愛志向でなくなった理由として、「経済的に貧しくなったからだ」と断言している。若者の行動に経済事情が大きく関わっていることを否定する必要は無いが、それを「当の理由」として「断言」するのは語調が強すぎる、と感じた。 例えば、アジアやアフリカの途上国を思い出してみてほしい。途上国の若者は、現在の日の若者と比較してさえ、経済的には貧しい。もし、経済的な貧しさが若者の草化の鍵だとしたら、貧しい国々の若者こそ草化していそうなものだ。 あるいは過去の日。さだまさしや中島みゆきが流行していた頃の日は、もっと若者が貧しかったはずだ。独り暮らしといえばバストイレ共同の木造アパート、現在の基準からすれば不便な(ときには不潔な)生活をしていた頃、草系の若者は流行していただろうか?そうではあるまい。恋愛結婚の機運が高まるなか、

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    dododod 2014/10/15
    ”そして消費の習慣だけが残った”
  • ネットでギラギラ輝き続けるのは難しいものですね - シロクマの屑籠

    インターネット上で注目を集め続けるのは難しい。 これまでに、幾つものの人気サイトや人気ブログが興り、消えていった。ある者は消し炭も残さないほどの炎上によって爆発四散し、ある者は誰にも顧みられなくなって更新が途絶え、看取る人も少ないうちに消えていった。 “インターネットの人”としてキラキラするのは、実はそれほど難しくない。今まで明かしたことのない遍歴や性癖をクソ度胸で書きまくったり、時事ネタ・社会ネタに対して極端なオピニオンをがなり立てれば、案外、人は集まってくる。はてなブログやはてな匿名ダイアリーの場合は特にそうだ。過激な表現と誇大な気分、PVや承認欲求に対する執着さえあれば、かなり高い確率で“今をときめくインターネットの人”にはなれるだろう。 けれども、“インターネットの人”として一年、二年とキラキラし続けるのは難しい。ネタの引き出しが無くなってくるし、PVやアフィリエイトに月並み感が伴

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    dododod 2014/09/19
    消耗してるの?
  • 『融解するオタク・サブカル・ヤンキー ファスト風土適応論』を出版します。 - シロクマの屑籠

    オタク・サブカル・ヤンキーな書籍を花伝社から出版することになりました。 融解するオタク・サブカル・ヤンキー ファスト風土適応論 作者: 熊代亨出版社/メーカー: 花伝社発売日: 2014/10/02メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (17件) を見る タイトルは、『融解するオタク・サブカル・ヤンキー ファスト風土適応論』です。想定読者は……そこのあなた!オタク、サブカル、ヤンキー、ファスト風土に一家言ありそうな顔をしている、そこのあなたです。これらの語彙に愛着や憎悪を抱いている人達に間違いなく刺さるよう、念を込めてつくりました。 近年は、オタクが死んだ・サブカルは終わった・ヤンキーがマイルドになったと言われていますし、実際、地方の国道沿いや郊外では、オタクともサブカルともヤンキーともつかない若者を多数みかけます。そうした現状を、オタク論・サブカル論・ヤンキー論それぞれ

    『融解するオタク・サブカル・ヤンキー ファスト風土適応論』を出版します。 - シロクマの屑籠
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    dododod 2014/09/12
  • “空気を読んで、人を読まず” - シロクマの屑籠

    先日、私よりもコミュニケーションが上手な人と「空気を読む」について話し合った。 空気を読むのは大切だ。その場の空気に従うにしても、その空気に敢えてコミットするにしても、状況を把握し、どうしてそんな空気になっているのかを察知しておくと、何かとやりやすいですよね、という話になった。 でも、空気ばかり読んで、空気にばかりコミットしても仕方ない。 コミュニケーションの上手な人は言う。 「空気は読んでいるけども、個別の人間はちゃんと読んでいない人が沢山いる」 いわば“空気を読んで人を読まず”。 その場のTPOや状況はそれなり読めていても、個別の人間に対して融通の利かない対処をしてしまう人は少なくない。いったん読み取った空気を過度に一般論化してしまうというか、場の空気さえ読みとってしまえば、AさんにもBさんにもCさんにも一様な態度を適用して構わないとみなすような、そういう人だ。 あるコミュニティや場に

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    dododod 2014/09/10
  • くたびれた金曜日に呑みたいワイン - シロクマの屑籠

    「花の金曜日」なんて言葉もありますが、今日の私は「泥の金曜日」です。お仕事にどっぷり漬かって、今にも溺れそうです。夕方にはぐったりして、使い途のないコンディションになっているでしょう。 くたびれて、すっかり嫌になっちまったので、今晩呑みたいワインを夢想しております。残暑〜初秋にぴったりで、深く考えなくてもハッピーになれるような安ワインを買ってきて、ぐびぐび呑んで*1憂さを晴らしたい!そういうワインを書き散らしておきますね。 ・安いフリザンテ(微発砲ワイン) タヴェルネッロ・ヴィーノ・フリッツァンテ・ホワイト・アルコール度数11% ツクツクボウシな残暑のなか、くたびれたおっさんが高級シャンパンなんかあけても仕方ないと思いませんか。気だるい日には、もっとルーズでチープなワインに、だらしなくもたれかかりたいものです。そこで選ぶのはフリザンテ(微発砲ワイン)。特にイタリアには、気の抜けたサイダーの

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    dododod 2014/09/08
  • 承認欲求の畜生界 - シロクマの屑籠

    はてな村奇譚2 - orangestarの日記 リンク先のタイトルは『はてな村奇譚』となっているが、内容は広範囲のネットユーザーに当てはまる。 ・ネット承認欲求を求めている人間達がいつのまにか化物に ↓ ・かわいそうに、あれでも人たちはまだ人間のつもりなんですよ? ↓ ・あなたも気をつけてください 「豚もおだてりゃ木にのぼる」と言うけれど、認められたい欲求や注目されたい欲求にほだされ、奇態醜態を繰り返すネットユーザーのなんと多いこと!『いいね!』『favorite』『はてなブックマーク』に一喜一憂し、それらを獲得するために“芸”をうつ人、必死にウケを狙う人なら、もっと沢山見かける。twitterやソーシャルブックマーク上で何か気の利いたテーマが与えられるたびに“大喜利”に参加せずにいられない人・時事ネタにいっちょ噛みせずにいられない人・“俺の影響力”を考えなければならない人etc……。

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    dododod 2014/08/30
  • 人生の友としてインターネットをどう取り扱うか - シロクマの屑籠

    最近、インターネットの使い方が難しいと感じるようになってきた。それなり、ネットユースについては注意深くあろうとしていたつもりだけれど、見積もりが甘かった。いずれ、ついていけなくなるような気がする。 ネットは、思ったよりも簡単じゃない。 「そんなの昔からだ、ボケ!」と言われたら返す言葉も無い。そして、少なくとも今の私は大丈夫だ。今すぐ、私がインターネットを使いこなせなくなるとは思えない。 しかし、これから先、仮に私が死ぬことなくインターネットを使い続けるとして、六十代まで無病息災にインターネットを使い続けられるだろうか?全く自信が無い。たぶん、どこかで火傷するのではないか。自動車事故を起こしてしまう確率よりは、ネットで火傷する確率のほうが高いような気がする。 今、私はそれなり健康を保っているから、インターネットで火傷する確率はあまり高くないと思われる。飲酒インターネットも殆ど無くなったので、

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    dododod 2014/08/24
  • メンタルが弱ってくると、インターネットが難しくなる - シロクマの屑籠

    今日、こんなメンションをtwitterで見かけて、あれっ?と思った。 そうだ、艦これ地獄で把握してなかったんだけど大阪方面の水害で知事閣下とか市長猊下はなんか面白いことやった?(適切な対処は期待してないし無理なので報告不要) 2014-08-11 13:29:41 via OpenTween 上記のtwitterアカウントのFTTHさんは、「用心深い、安全なインターネット」が得意な人物だ。ところが今日のFTTHさんは、いつになく冗談がきつい事をtwitterに書き込んでいらっしゃった。居酒屋談義ならともかく、パブリックなインターネット、それも2014年のインターネットでこんな事を書いてしまうと、“世間が黙っちゃいない”だろう。実際、はてなブックマーク上には「これがネット脳」「関西の水害を期待する関東民」といったメンションが書き込まれている。 あの、メタで安全圏なインターネットの得意なFTT

    メンタルが弱ってくると、インターネットが難しくなる - シロクマの屑籠
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    dododod 2014/08/11
    ”あの、メタで安全圏なインターネットの得意なFTTHさんが、どうしてこんな危険球を投げるのか?疑問の答えは、twitterにあった。”
  • 東方とヤンキーと“よさこい” - シロクマの屑籠

    私は2010年ぐらいまで東方シリーズを遊んでいて、BGMをiPodに入れるぐらいには好きだった。バランスの整った弾幕シューティングゲームを自宅PCで遊べるのも嬉しかったし、BGMや背景、弾幕ゲシュタルトもそれなり気に入っていた。 それでも、なにかが引っ掛かって東方シリーズの世界観に埋没しきれなかった。全体としては好きなんだけれど、私が嫌いなもの、私とは相容れないものが宿っていると感じていた。それが何なのか表現できないまま、5年間ほど経ってしまったけれど、最近、ある人にヒントを頂いて、その答えがわかったような気がする。 「東方は意外とヤンキーっぽい。」 何が引っ掛かっていたのか、その一言でわかった。そうだ、東方シリーズには、ヤンキー文化圏の(記号の)匂いがしていたのだ。 同じシューティングゲームでも、『グラディウス』『ダライアス』シリーズには、ヤンキー文化圏の匂いなど全く感じない。『バトルガ

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    dododod 2014/07/10
    ” 「東方は意外とヤンキーっぽい。」”
  • イケダハヤトさんの煽りキャラは、何歳まで有効か - シロクマの屑籠

    イケダハヤトはなぜ嫌われるのか? エレファントブックス新書 作者: イケダハヤト出版社/メーカー: エレファントブックス発売日: 2014/06/01メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 先日、電子書籍のエレファントブックスさんから「新刊が発売されます!」メールが届いていた。どんな電子書籍が 「いいね!」時代の繋がり―Webで心は充たせるか?― エレファントブックス新書の兄弟になるのかな?と思ったら……イケダハヤトさんの新刊だった。 これまで、私は私なりにイケダハヤトさんの文章を読んできた。ときに、興味を惹くことも書いてらっしゃるけれども、基的には私の好みからは遠く、上記電子書籍を誰かに勧めたい気持ちにもなれない。このブログの常連読者さんが求めているものとも、たぶん違う。 だから、ステルスマーケティング的な宣伝をやろうと思っても、どうせやれそうにない。それより

    イケダハヤトさんの煽りキャラは、何歳まで有効か - シロクマの屑籠
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    dododod 2014/07/07
    ”優れたキャラクターだとは思うけれど、若い人のロールモデルになるようなものではない。”
  • 新しい時代を創るのは老人ではない――『ガンダムUC』感想 - シロクマの屑籠

    機動戦士ガンダムUC [MOBILE SUIT GUNDAM UC] 7 (初回限定版) [Blu-ray] 内山昂輝Amazon 【注意】この文章は『ガンダムUC』第七話までのネタバレだらけです。未見の人はご注意ください。 「新しい時代を創るのは老人ではない。」 『ガンダムUC』を見終わった後、シャア・アズナブルのこの台詞を思い出した。 (以下、『ガンダムUC』のネタバレ記事です。未見の方は読まないでください) ここから、『ガンダムUC』最終話まで観た個人的感想を書く。 『ガンダムUC』には様々なテーマが埋め込まれている。そんななかで、アラフォーの私が一番考えさせられたのは、世代から世代へ引き継がれる時代の流れと、そうした時代の流れのなかで、一成人としてどのように身を処すか、ということだった。 初代ガンダムテレビ放映されて三十年以上。『逆襲のシャア』から数えても四半世紀の時が流れた。青

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  • ゲーム体験によって生み出される“プレイヤーそれぞれの物語” - シロクマの屑籠

    脳内補完トレーニング装置としてのコンピュータゲーム - シロクマの屑籠 コンピュータゲームのグラフィックやシステムは、現実に比べて大幅に簡略化されたものから成っている。だからプレイヤーは、ゲームから受け取る情報を願望や想像力で肉付けし、脳内補完して膨らませたイメージを楽しんでいる――そういうシミュラークル生成もひっくるめてゲーム体験は成立していると前回は書いた。 「プレイヤーの数だけ、物語は存在する」 でも、ゲーム独特の物語性は、それだけでは説明できない。 確かに、ロールプレイングゲームやシミュレーションゲームの一部、ビジュアルノベルでは、“脳内補完的・二次創作的なイメージ消費”のウエイトが大きい。けれども、対戦格闘ゲームやシューティングゲーム、もっと自由度の高いゲームでは、全く別の機序で物語が紡ぎ出され、プレイヤー個人個人がゲーム越しに体験する物語や、遭遇するドラマツルギーにばらつきが認

    ゲーム体験によって生み出される“プレイヤーそれぞれの物語” - シロクマの屑籠
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    dododod 2014/06/03
    "『skyrim』のように力任せに自由度を実現したゲームや、『斑鳩』のようにパターン構築可能性の豊かなゲーム"
  • 5月31日の朝日新聞朝刊『耕論』にお邪魔しました - シロクマの屑籠

    http://www.asahi.com/articles/DA3S11164981.html テーマは「デジタルの落とし穴」。ネットによる情報収集の比重が大きくなった時に何が起こるのか、社会全体のコミュニケーションに占めるSNSの割合が増大し続けた時に、社会がどのような変化を蒙るのかについて、「3行でOK」といわんばかりの短文でまとめてみたつもりです。初めての新聞媒体なので至らぬところもあるかと思いますが、ご笑覧くださいませ。 そういえば、同じテーマで美輪明宏さんもインタビューを受けているんですが、マクルーハンによく似たことを考えておられ、直感or経験でそこに辿り着くかぁーと思ってびっくりしました。 あと、新聞媒体が朝日新聞さんということで、右派の思想信条の偏りが例示されていますが、もちろんこれは、左派がネットに耽溺した場合にも当てはまることでしょう*1。このあたりについてご興味のある方

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    dododod 2014/05/31
  • マジョリティが二次創作や脳内補完に親しんでいる社会 - シロクマの屑籠

    大塚英志緊急寄稿「企業に管理される快適なポストモダンのためのエッセイ」 | 最前線 - フィクション・コミック・Webエンターテイメント 先日、大塚英志さんが書いたKADOKAWAとドワンゴの合併についての文章を読んだ。文章を読み進めるうちに、何か喋りたくて仕方が無くなってきた。面白かった、ということだろう。 特に印象的だったのは、以下のくだりだ。 つまり、KADOKAWAとドワンゴの合併はコンテンツとインフラの合併ではなく、インフラとインフラの合併である。ニコ動とジブリとか、角川と講談社の「合併」(もう何があっても驚いてはいけない)ならインフラとコンテンツの合併になるが、そうではない。 http://sai-zen-sen.jp/editors/blog/sekaizatsuwa/otsuka-%20essay.html KADOKAWAはコンテンツを販売している会社のようにみえる。けれ

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    dododod 2014/05/24
    ナルシシズム親和的であること
  • 「ファスト風土が、末端から壊死していく」 - シロクマの屑籠

    極点社会 ~新たな人口減少クライシス~ - NHK クローズアップ現代 先日のNHK 『クローズアップ現代』は、東京への一極集中と過疎地の消滅、そして日全体の出生率低下についての特集だった。かじりつくように視聴した。 地方の幹線道路沿いに住んでいると、こうした過疎や出生率の問題は肌感覚としてなんとなくわかる。朝、ニュータウンの通学路を歩く子どもの姿が少なくなり、ファスト風土の賑わいがゆっくり縮退しているエリアも目にうつる。そういうエリアでは、老人介護施設だけがピカピカの威容を誇っているのが常だ。 ところが、番組で放送されていた内容は、そうした肌感覚の一歩先を行っていた。NHKの集計によれば、全国市町村の1/5ではお年寄りの数が減少に転じているという。老人介護施設に入所するお年寄りすら減少していく超過疎地の現状――これはまだ、私の体感レベルではピンと来ていなかった。じきに体感レベルでわかる

    「ファスト風土が、末端から壊死していく」 - シロクマの屑籠
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    dododod 2014/05/02
  • 文化系優越感ゲームと体育会系優越感ゲーム - シロクマの屑籠

    優越感ゲームとは - はてなキーワード 「優越感ゲーム」というスラングがある。 他人よりも自分が優れているところを発見しては、「俺はあいつらよりも上等だ」と優越感にひたるという、とても人間くさい心理だ。思春期の人には幅広くみられ、同じくネットスラングの中二病などとおなじく、はしかのようなものだと思って差し支えないだろう。度が過ぎれば社会適応に支障が生じる点も中二病に似ているが、高齢になっても優越感ゲームをやめない“プレイヤー”が存在する点が違っている。 ところで、この優越感ゲームって、実施する人間の性向やフィールドによって優越性の確認様式が微妙に違うような気がする。そのあたりについてちょっとまとめておくこととする。 文化系優越感ゲームと体育会系優越感ゲーム ここでは便宜上、文化系優越感ゲームと体育会系優越感ゲームに分類する。 ・文化系優越感ゲーム 人文分野やサブカルチャー分野の多くの人は、

    文化系優越感ゲームと体育会系優越感ゲーム - シロクマの屑籠
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    dododod 2014/04/27
    "願わくは、自分にプラスになるところのあるような優越感ゲームを。"
  • 「トイレ共同。風呂共同。」は夢か現実か - シロクマの屑籠

    ゆうべ、不思議な夢を見た。 老人になった私が共同アパートに住んでいる夢だ。 私は一人暮らしをしていて、向かいの部屋にはコロコロとした顔つきのおばあちゃんが――同級生の年老いた姿だと直感した――住んでいた。板の間の廊下を渡り、トイレへ向かう。自室の右隣には物音に敏感なおばあちゃんが住んでいたが、彼女はすぐに引っ越して行ったので無人になっている。トイレに行くにも気兼ねしなくて済むようになった。そういえば、洗濯機も回しておかないと……そこで夢から醒めた。 「老人になった自分が、トイレ共同、風呂共同で住む」。 あり得ないことだろうか?あり得ないとは言えない。大家族が核家族になり、核家族が単身世帯へとなっていく一連の流れは、まだ止まりそうにない。少なくとも一定以上の世代では止めることが難しい。一方、日社会はシュリンクしていく。その際、トイレや風呂はもとより、様々なものを共同化して効率を重視した住ま

    「トイレ共同。風呂共同。」は夢か現実か - シロクマの屑籠
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    dododod 2014/04/13
    共同のほうが逆に楽よね(管理者いれば)