3次元ベクトル a, b のクロス積(a × b)。クロス積は、a, b のなす平行四辺形の面積に等しい大きさを持ち、平行四辺形に垂直なベクトルとなる。 クロス積(クロスせき、(英: cross product)は、3次元空間(3次元有向内積空間)において定義される、2つのベクトルから新たなベクトルを与える二項演算である。 2つのベクトル a, b のクロス積は乗算記号を用いて a × b、あるいは角括弧を用いて [a, b] と表される。 呼称[編集] 「クロス積」という呼称は、積の記号に十字(×)を用いることに由来する(同様にベクトルの内積は点(⋅)を用いることからドット積と呼ばれる)。またクロス積の別称として、ベクトル積(ベクトルせき、(英: vector product)がある。「ベクトル積」は積 a × b がベクトルとなることに由来する(同様に積 a ⋅ b はスカラーとなるた