このノートを書こうと思ったきっかけは、今日読んだ記事だ。 はあちゅうが著名クリエイターのセクハラとパワハラを証言 岸氏「謝罪します」 「#metoo」というハッシュタグをつけて性被害を受けた人々が声をあげている。 「私も」。 記事を読んで「私も」と思った。 私が「私も」と書いたところで、何が変わるとも思わない。 そして、私はそういうものを書くことを拒んできた。 私にとって、「性に触れること」を発することは、自分が「女である」ということを認めてしまうことだと思っていた。 だからどこまでも性について明かしたくないと思っていた。 「私も(#metoo)」というハッシュタグがなければ、話さない。 点として過去にある「私も」を、書く。 泣いたサンタ新入社員だった私に初の師走、忘年会というものがやってくる。 「ミニスカサンタでもやれよ」 冗談だろうと流していたら、忘年会前日に真顔で言われた。 「え?マ
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