LOHASという言葉は独り歩きしている気がする私です。 スローフード運動と食育基本法がどうにも相容れられないのを感じて、この違和感の原因を考えていました。 結論として、食育基本法のベースにあるのはアメリカの「マクガバンレポート」。食生活の見直しによる予防医学を目的とした法律であると解釈するのが妥当なのでしょう。 医療費の抑制を目指す食事指導と、根絶しつつある食習慣の保護ではやはり性格を異にします。 日本はアメリカに続くことが多いので、スローフードではなく、マクガバンレポートを参考にした法律を立法したのでしょう。 日本国内の複雑怪奇な営利関係から言うと、正直スローフード運動にスポットを当てるべきだったのでないかと感じます。 スナック菓子を作る会社が「食育」だなどと寝言を言う。食育という言葉は穴だらけなんです。 食べ方次第では子供の健康にいいなんて、よほど普段の食生活がちゃんとしていない無理で