2010年11月26日のブックマーク (2件)

  • 道具と装置など - Living, Loving, Thinking, Again

    承前*1 http://d.hatena.ne.jp/kamiyakenkyujo/20101123/1290526669 先ず、「道具主義」的な国家観と「装置」云々とは取り敢えず切り離すべきだろう。詳しく例証することはできないのだけれど、「道具主義」的な国家観は、19世紀の知識人の間では、自由主義者・社会主義者を問わず、広く共有されていたといえるだろう。自由主義者の夜警国家にせよ、支配階級の道具云々という社会主義者の国家観にせよ、「道具主義」的であることには変わらない。たしか今村仁司氏*2が、レーニンはやはり19世紀的知識人で、だからその他の自由主義者や社会主義者とともに〈国家〉ということについて少々甘く見ていた、だから〈国家〉の重要さに気づいていた20世紀人のスターリンなんかに革命を乗っ取られることになった云々と昔語っていたような気がする。国家観が複雑になるのは、やはり20世紀になって

    道具と装置など - Living, Loving, Thinking, Again
  • 語られる7つの役割 - ohnosakiko’s blog

    若者は勝四郎たれ? 「今週は、内田樹のブログの『七人の侍』の組織論という記事にすごく反響があったけど」 「7つの役割の必然性を論じるのは、『七人の侍』論では定番だよね。リーダー、サブリーダー、イエスマン、「斬り込み隊長」たるエース、ムードメーカー、トリックスター、そして「若く非力な」「教育されるもの」ルーキー。会社経営の話にこの役割論は時々使われてる。ビジネス書なんかでも出てくるんじゃない?『七人の侍』は」 「ビジネスの方は知らないけど、映画レビューで7人の役割分析はよく見る。*1 内田樹らしいところは、勝四郎の役割を組織の存続に特に重用視した点かな。これまでの家族論でも、共同体は一番弱い者を中心としてその者を守り癒すことで存続していくということは書いてるし」 「内田樹はフェミニズムに冷淡だから、上野千鶴子とかが礼賛してた新しい家族形態を模索するコレクティブ・ハウスにも批判的なのはデフォル

    語られる7つの役割 - ohnosakiko’s blog
    dohenkutsu
    dohenkutsu 2010/11/26
    "「(…)トリックスターが生き残る意味って何だろう」 「共同体と共同体を媒介したり、組織と組織の架け橋になるような人がこれから重要になるということじゃないかな(…)」"