京都水族館(京都市下京区観喜寺町)は9月6日、サバを背負って「鯖(さば)街道」の踏破を目指す企画を行う。鯖街道とは若狭湾で捕れた海産物を京都に運んだ道の総称。特にサバは若狭で塩を振り、夜通しで歩くと京都に着くころには塩が回ってちょうどいい味になっていたといわれている。 9月3日から展示される「マサバ」 同3日から始まるサバの展示に合わせて行う同企画。「サバは秋に旬を迎え、京都でもさばずしなど食文化に根ざしているので展示テーマに選んだ。準備のために文献で鯖街道を調べ実際に車で走ってみたが、これは実際に歩いた方が当時の様子が伝わるのではないかと思った」と同企画担当者。期間中、マサバを中心に生態展示とパネル展示を行う。「淡水魚だけでなく、京都は海の魚ともつながりがあるということを知ってもらえたら」とも。 企画では、職員がサバの入った竹かご背負い、3日間で約80キロの道のりを歩く。一部の区間では麻
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く