Twitterにて「♯私の平成の30冊」なる面白そうなタグを見つけた。せっかくなので自分でも30冊を選んでみた。これがなかなかに難しい。一著者一作品、ノンフィクション系は除外、平成になってからの新訳は選択可というマイルールで30冊を選んだ。選択の基準としては、30年後この記事を自分が読み返したときに「ああ、平成のころはこんな本を読んでいたなあ」と思えるような、個人的な思い入れが強い本(価値観が大きく変わった、新しいジャンルを読むきっかけとなった、読んだ状況が思い出深い等の本)とした。 ♯私の平成の30冊 (国内小説 11作) 『すべてがFになる』森博嗣著 1996年 言わずと知れた、私に影響を与えまくった著者による第一作目の長編ミステリ。すべてはここから始まった。初めて読了したのは中学1年生の夏だったのを今も覚えている。 『虐殺器官』伊藤計劃著 2007年 夫と仲良くなるきっかけになった小