県内で初めて公立図書館で指定管理者制度が導入された綾瀬市立図書館の貸出者数が、前年同時期(4月から1月)に比べ、15.1%、貸出点数は13.3%増えていることが分かった。 公共施設管理に民間手法を導入し、弾力性や柔軟性のある運営を目的とした指定管理者制度。現在、本館にあたる同館と分室3館は(株)有隣堂が管理している。 同社によると指定管理者となった昨年4月から今年1月まで10カ月間の延べ貸出者数は7万8,783人で前年同時期に比べ1万348人増加している状況だ。貸出点数は34万2,531点で同比4万268点増。2月中にはともに前年度の数を上回ることが予測される。 開館日数が年間で48日、月に4日程度増加していることも利用増に起因していると考えられるが、民間手法が導入されたことにより、サービスが充実したことが大きいと考えられる。 そのひとつが物流システムの見直し。それまで1カ月から2