仕事は、知識、能力、手順といった合理的な要素から考えることができる。だが現実は、要所要所に不合理な個人的要素がかかわることが多い。いくら説得力のある企画書を書いても、読む人が頭ごなしに否定的であれば説得もうまくいかない。ビジネスなのにビジネスライクにいかないことにイラ立つことがあるだろう。 言い方は悪いが、仕事をしていると地雷のようなトラブルメーカーに出くわすことがある。合理的に考えると、そうした個人が邪魔に思えてくるが、邪魔に思っても問題は解決しない。 重要なのは、トラブルメーカーをそれ自体の問題としてきちんと切り分けることだ。トラブルメーカーへの対処を正規の作業プロセスにモジュールないしカプセル化して位置づけ、相応の対処を検討する方がよい。 トラブルメーカーを問題として切り分けたら、できるだけシステム的な対応に置き換えることが可能かどうかを考えてみよう。 少しきつい言い方になるが、ファ