とても低い確率の事故で死んだ有名な人もいる 落雷に当たる確率は100万分の1だそうです。 普通に生きている分には「まずない」事象であると言えます。ただ可能性はゼロではなく、日本では年間約10名ほどが落雷で死亡しているそうです。宝くじに当たるくらいの確率と言えるでしょうか。 人間の長い歴史をさかのぼってみると、その低い確率の事故で死んでしまった、国王をはじめとする有名人は大勢います。 1. ローマ皇帝マルクス・アウレリウス・カルス(222年~283年) ペルシア遠征中に雷に打たれ死亡 カルスは235年〜284年の軍人皇帝時代後期の皇帝。 おそらくガリアかイリュリクム出身で、前皇帝プロブス(276年〜282年)の護衛府長官を務めました。プロブスがペルシア遠征中に軍団兵に暗殺された後、後継者となりました。ドナウ川での短い戦いの後、彼は軍隊を率いてサーサーン朝と戦うためにティグリス川を越えました。