現役最高峰の歌舞伎女形で文化功労者の中村芝翫(なかむら・しかん、本名・中村栄次郎=なかむら・えいじろう)さんが10日午前0時50分、肝不全のため東京都内の病院で死去した。83歳。 東京生まれ。祖父、五代目中村歌右衛門、父、五代目中村福助と続く女形の名門、成駒屋の跡取りとして生まれたが33年に5歳で父と死別。同年に四代目児太郎を名のって初舞台を踏んだ。40年に祖父が没し、六代目尾上菊五郎に師事した。41年に七代目福助、67年に七代目芝翫を襲名。 六代目歌右衛門、七代目尾上梅幸に次ぐ女形として頭角を現し、2人の没後は、中村雀右衛門さんと共に現代女形を代表する存在となった。 演技はきめ細やか。時代物、世話物の両方に優れた技量を持ち、舞踊の名手であり中村流家元もつとめる。得意な役は「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」の政岡、「合邦」の玉手御前、「野崎村」のお光、「鏡山」のお初、「忠臣蔵九段目」の
奇術的なトリックを取り入れた本格推理小説の名手で、直木賞作家の泡坂妻夫(あわさか・つまお、本名・厚川昌男=あつかわ・まさお)さんが3日午後6時36分、死去した。75歳だった。喪主は妻、耀子さん。 東京生まれ。紋章上絵師の家業を継ぐ傍ら、趣味で多くの創作奇術を発表。1976年、名探偵・亜愛一郎(ああいいちろう)の登場する「DL2号機事件」(幻影城新人賞佳作)を発表し作家活動を始めた。奇術がテーマの「11枚のトランプ」や日本推理作家協会賞の「乱れからくり」、夢幻的なサスペンス「湖底のまつり」などで評価を受け、本そのものに仕掛けのある「しあわせの書」「生者と死者」など奇想天外なミステリーを次々と発表した。 90年には職人の世界を描いた「蔭桔梗」で直木賞を受賞。時代小説も多く手がけた。88年「折鶴」で泉鏡花文学賞。 3日昼に体調不良を訴え、病院に運ばれた。 ミステリー作家の有栖川有栖さんの話「紙の
久しぶりの更新なのに、大変残念な話題です。 『久遠の絆』『風雨来記』などのF・O・G作品でおなじみのゲーム音楽作曲家、風水嵯峨さんが、先月末に亡くなられたとのことです。 ■Human Product Studio http://www5.big.or.jp/~sword/hps/ 有名なのはPSのADV『久遠の絆』ですが、シーンにぴったりと合い、シーンの演出力を2倍にも3倍にも高めた素晴らしい音楽は、今でも耳に残っています。おそらく古代日本を表現したゲーム音楽においては、ゲーム全体を見ても屈指のものだと思います。 これからという時に、非常に残念です。 尚、氏の楽曲はiTunes Storeにてダウンロード販売も行っておりますので、試聴をおすすめします。特に『久遠の絆』はゲームをやったことのある人はもちろん、したことのない方にも非常におすすめです。(ただし、パッケージ画像がゲー
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